子供が、4歳とか5歳になってくると、
保育園のお友達に、ちらほら弟や妹ができはじめます。
ちょうどその頃、うちの娘も
「赤ちゃんが欲しい」
と言い始めました。
最初は、どうかな〜とごまかしていた私でしたが
「赤ちゃんが欲しい!
犬の赤ちゃんか、猫の赤ちゃんでも
いいから、とにかく欲しい!」
とあまりにしつこいので、
犬の赤ちゃんにするか…。
となったのが、ちょうど5歳になる時でした。
最初はかなり抵抗がありました。
共働きで、家にほとんどいないし。
昼間誰もいないのに大丈夫かな…とか
毎日散歩に行くとかできるのかな…とか
私も小さい時から犬が大好きで
実家では飼っていたこともあるんですが
自分の家でペットを飼うことに
慎重な気持ちになるのは当然です。
でも、犬を飼って娘にとっては
よかったな〜と
思うことが沢山ありました。
目次
生き物に対する姿勢を学べる
![ロングコートチワワ](https://seikoazuma.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_1174-1-768x1024.jpg)
あんなに「お世話する〜」
と張り切っていた娘。
必要以上に構っていたのは、最初だけ。
しばらくすると、何にもしなくなります。
![](https://seikoazuma.com/wp-content/uploads/2020/07/863989-e1596072336404.png)
「え〜。ちょっと今無理」
「ママがあげてよ〜」
私にも覚えがあります。
子供とき、実家で犬を飼っていたのですが、
小学生だった私は、犬の世話が面倒で
よく姉となすりつけあっていました。
日常になるとなんだって
面倒臭くなりますよね。
でも飼っているのは生き物です。
そこで、
![](https://seikoazuma.com/wp-content/uploads/2020/07/2081351-e1596072149784.png)
じゃあ、ママも面倒くさいからご飯作らない。
今日はご飯なしね
と、言いました。すると
![](https://seikoazuma.com/wp-content/uploads/2020/07/863989-e1596072336404.png)
なんで???
きた〜!!!
生き物への姿勢を教えるチャンス!
と思った私は一気に噴火しました
![](https://seikoazuma.com/wp-content/uploads/2020/07/2081351-e1596072149784.png)
あなたも生きてるから、ご飯食べなきゃ死んじゃうけど
面倒臭かったら、ご飯あげなくていいんでしょ?
わんちゃんにあげなくていいってことは、そういうことでしょ。
生き物はみんな
お世話してあげないと死んでしまうんだよ!!
とこんこんと言い聞かせたのです。
![](https://seikoazuma.com/wp-content/uploads/2020/07/863989-e1596072336404.png)
ごめんなさい・・・。
それ以来、
娘は同じようなことを言わなくなりました。
これは犬を飼っていないと、
経験できないことだったと思います。
生きているものを飼うということが
どういうことなのか。
それを教えられたことは、
大きなメリットだったと思います。
ペットが兄弟のようになる!
![チワワと女の子
小学生
チワワ](https://seikoazuma.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_4785-1024x768.jpg)
犬を飼い始めてしばらく経った頃
私に一番懐いていた犬が、ず〜っと
私の膝の上にいるので
![](https://seikoazuma.com/wp-content/uploads/2020/07/863989-e1596072336404.png)
ずるい!わんちゃんちょっとどいてよ!
私のママだよ!!
泣き出したことがありました。
兄弟みたいにヤキモチを焼いたりするんだ!
とすごく驚いたのですが、
飼ってよかったな〜と思ったところでも
ありました。
一人っ子で生活していると、
どうしても子供中心になってしまいます。
甘やかしてはいけない!と思いつつも
ついつい大人2人が子供一人に構う構図になって
どうしても子供に甘くなってしまうんですよね。
でも、子供より弱くて小さな生き物が
家族の一員として入っていくることで
この優先順位が変わることがあるんです。
我が家の犬は、足が弱くて手術したりもしたのですが
その時は特に犬が優先になり、
![](https://seikoazuma.com/wp-content/uploads/2020/07/2081351-e1596072149784.png)
「手術したばかりだから、気をつけて!」
「あまり抱っこしないで!」
「優しくしてあげて!」
と、口うるさくなってしまいます。
そんな小言すら、これまでなかったことなので
いい経験だなと思っていました。
あと、犬にはとっても偉そうです(笑)
この偉そうにできる感じも、兄弟のようで
いいな〜と感じています。
![](https://seikoazuma.com/wp-content/uploads/2020/07/863989-e1596072336404.png)
こら!そんなことしちゃダメだよ!
うるさい!
そこに乗らないで!痛い!!
何かにつけて、怒っています。
そうかと思うと
![](https://seikoazuma.com/wp-content/uploads/2020/07/863989-e1596072336404.png)
お前はかわいいね〜。
なんでそんなにかわいいの?
とすごくかわいがったりすることも。。。
そんな感情に任せた感じも、
親の私たちにはできないことなので、
よかったかなと思ったりします。
ペットは思うようにもなりませんし、
気持ちを汲んでくれたりもしません。
でも、そういう存在がいることで、
学ぶことはたくさんあるのではないかと思います。
留守番のパートナーになる
![犬と娘](https://seikoazuma.com/wp-content/uploads/2020/07/IMG_5175-scaled-e1596097684560-1024x614.jpeg)
犬でしょ?と思うかもしれませんが、
娘はよくこんなことを言います。
![](https://seikoazuma.com/wp-content/uploads/2020/07/863989-e1596072336404.png)
わんちゃんがいるから別にいいよ。
わんちゃんとお留守番するわ。
つまり、精神的に
「大丈夫」と思える
要素の1つになっているということです。
これは結構大きなメリットだと感じています。
一人でお留守番をさせるのは
かわいそうだな。。。と
思ってしまうのが親心ですよね。
でも、ペットを飼うことで
いやだ〜!と言わずに
お留守番してくれるなら、
ありがたい存在です。
ただ、ペットと遊んだりすることなく
自分はテレビやyoutubeに夢中で、
膝の上か隣に座っているだけなんですけど(~_~;)
それでも、話しかけたり、
寄り添ってくれる相手として
知らないうちに
心の拠り所になっているの
かもしれません。
私にとっても同じです。笑
どんどん生意気になる子供と違って
いつまでもモノを言わずに
寄り添ってくれるペットは
かなり癒されます。
日々のケアや散歩はもちろん、
旅行の時など、
生き物を飼うことは
大変な側面もたくさんあります。
でも、子供と比べると手はかからないですし
一人っ子のパートナーとして考えてみては
いかがでしょうか?
我が家は飼ってよかったなと
思っています。
「わんちゃんにご飯あげて〜」