子供育てながら仕事をしていると
どうしてもやれない仕事が出てきますよね。
この記事は私の個人的な見解を
書いてみようと思います。
誰のヒントにも
ならないかもしれませんが。
お許しください。
独身の頃、私は仕事一色で
猛烈に働いておりました。
それが、本当に楽しかったし、
とても充実していました。
でも、子供が生まれると、
仕事に対するスタンスや情熱が
変わらなくても
やはり、やれる仕事と
やれない仕事が出てきます。
目次
そばにいてあげたい?いたい?
テレビ業界なんてその最たるものです。
私もディレクターとして
飛び回っていたころは、
週に2〜3日は徹夜してましたし
それが当たり前でした。
何日寝てない。。。
みたいな話が飛び交う職場だし
それこそがテレビマンの働き方!
といった空気がありました。
もちろん、今は働き方改革で
少しずつ改善されていますし、
そういう環境が変わってきているのも
事実です。
でも、それが楽しいし、
そうして頑張った後の達成感は
とても気持ちいいものだったんです。
でも、
子供ができたら、
3日間も徹夜で家にいない
なんて考えられないし、
1週間海外へというのも
なかなか厳しい。
なぜなら、
なぜなら。
やっぱり
そばにいたい!
と思うからですよね。
コレ、間違えちゃいけないなと思うのは
そばにいてあげたい!ではなく
いたい!なんです。
パパもしくは祖父母
もしくはシッターや
子供が懐いている友人など
力になってくれる人がどれだけいても
私がそばにいたいんですよ。
子供のためじゃなくて
自分の欲。
コレを自分にいつも
言い聞かせています。
子供のために
できない仕事が発生したわけじゃなくて
今までになかった、
自分自身の欲で
そばにいたい
から、
できない仕事が発生していると。
多分みんなそうなんだと思います。
働く喜びを一度味わった事がある女性なら、
子供を産んだからといって、
仕事への情熱や想いが
変化するわけではないんですよね。
仕事とは全く別のところから
今までになかった
全く違う欲求がむくむく顔を出して
仕事への想いとぶつかるわけです。
私はそう思っています。
プロとして母として
仕事ではプロとして生きていたい
という気持ちは今も変わりません。
仕事はちゃんと
完璧に完成させたいし、
評価もされたい。
だけど、母としてのプロ
もあるのではないかと思います。
母であるという目線は
今は働く上で必要だと思っています。
だって母はたくさんいるから。
母親としての気持ちがわかって
そこの寄り添える提案が
自分のアイテムとして
加わったと、
自負してください。
私もそう信じています。
「男だって父親として
そういう提案ができる」
という人がいますが、
男がこの域に達するのは
まだまだだよ!!!
といってやりましょう。
心から父と母がまさに平等に
子育てと仕事の苦労を感じられる世の中に
なって欲しいとは思いますが、
とてもじゃないけど
全然まだまだ他人事なのが
現状ですよね。
母だからこそできる事がある!
私たちは、母親になった事で
素晴らしいものを
手に入れました。
それだけは間違いない!
コレまで仕事だけでは
味わえなかった
とっても暖かい
しあわせと喜びを
与えてくれる
子供という存在です。
そしてそれを手に入れた事で
愛するがあまりに
「そばにいたい」
という欲求が生まれたわけです。
全ては私の選択だ
私のプライオリティなんだ
と私は思っています。
いえ、思うようにしています。
だって、私は
「母親としてダメだと思われる」
というように
周りの目や
理想の母親像に
縛られているわけじゃない。
「仕事をしたいのに!」
と歯ぎしりをして
イライラしながら
自分を犠牲にしているわけじゃない
「そばにいたい」
という自らの中から生まれる
新たな欲求を
受け入れているだけなんだと。
それは
「〇〇な仕事がしたい」
「〇〇な家に住みたい」
などの人生欲求のうちの
一つだと思うのです。
やりたいけどやれない仕事は
子供育てているから
諦めた仕事なのではなくて、
やりたいけど、
自分のプラオリティとして
やらないと決めた仕事
なんだと考えています。
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