食育は母親の仕事?食育とジェンダーについて思うこと。

食育は国が推進しているものだ、
ということは
もう皆さんご存知ですよね。

私も、食育の資格をとって、その意義や
食卓の重要性を感じて、
推進に一役買いたいと思っています。
でも、食育のことを調べれば
調べるほど、大きくなっていく
違和感があるんです。

作り置き おかず 女性 手元 タッパー
写真ACより

食育は女性の仕事ではない!

「私作る人」「僕食べる人」
というCMが女性蔑視だと
大炎上したことがあるのをご存知ですか?

なんと、私も生まれる前の
1975年のお話です。
このCMは2ヶ月ほどで放送中止に
なったそうです。

確かに、女性が作って男性が食べるなんて
女性蔑視ですよね。
でも、このCMから40年以上経っても、
この概念は変わってない!!
と私は思います。

食育基本法が施行されたのが、2005年。

結局家庭での食育は、
女性が担っているのが現状です。


でも、仕事をしながら子育てをしている方は
どんどん増えています。

今やワーキングマザー人口は
7割を超えています。

そんな中、国をあげて食育を
推進して行こうとしているわけです。

家庭での食育としてされている研究の
ほとんどが、母親を対象としたものです。

それくらい、今はまだ主体が
俄然、母親だということです。

食育推進組織の女性比率がおかしい

食育を推進する団体や組織は多く存在します。
でもそこの女性比率がおかしいんです。

食育とジェンダーを研究した論文にも
こんな記述があります。

日本における「食育推進」の体制は、
専門家集団のところでは男性が多く、
実施レベルのところでは女性が多い
という構図が伺える

男女共生の食教育の推進より

つまり、食の専門家として
やることを決めるのは男性で、
それを実践するのは女性ってこと
になります。

これではいつまで経っても、
食育=女性の仕事

という構図から抜け出せないと思うんです。

女性 男性 キッチン 料理
写真ACより

ワーキングマザーの不満

ワーキングマザーが大変なのは、
仕事をしながら、家事育児の中心を
担っているところです。

ツイッターなどのSNSでも圧倒的に
仕事だけをする夫への不満が多い
のが現状です。

男性と同じように仕事をして、
子供のことも考えて、管理して
料理や掃除・洗濯などの家事も
中心は全て母親。

ここが日本のジェンダー概念の
一番の問題点だと私は思います。


女性 キッチン 料理 ボウル お箸
写真ACより

改善するためにできること

このジェンダー問題を
解決するために、何ができるのか。

私はたった一つだと思っています。

夫を教育することでも
料理をしないことでもなく、

女の子にも
男の子にも
食育をすることだ!

と思うのです。

今私たちは、両立が大変ですが、
これを今すぐ抜本的に解決するなんて
無理だと思っています。

だけど、私たちは次世代を育てている!

だから、私たちは不満を声に出しながら
次世代の子供たちを正しく
育てていかければならないと思うんです。

娘にも息子にも、家事や育児をする力や
生き生きと仕事をする力を
授けることこそ、この状況の打破に
つながるのではないかなと。

今の男性たちも悪気があるわけじゃない
おそらくは彼らの母親が
当たり前のように、家事や育児を一手に担い
父親は仕事に没頭していたんだと思います。

その様子を見て育ったことで、
「なるほど、料理や家事は女の仕事なんだ」
と思ってしまっているだけなんです。

だけどそれは当たり前ではないということを
私たちは教育していかなければならない。

私は「食と子供」に関して調べれば調べるほど
そんな気持ちでいっぱいになっています。

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