小1の壁。という言葉よく耳にしますよね。
正直、私も子供が入学してからというもの、
保育園はラクだったな〜とよく思います。
結構遅くまで預かってくれるし、
朝も9時半までの登園で早くも遅くもできるし。
特に私のような、不規則なワーママには
親の都合で子供の登園や帰宅を調整できるって
ものすごく、ありがたかったです。
ただ、小学校に行くとそうは行きません。
毎朝きっちり同じ時間に登校。
そして、帰宅時間も決まっています。
学童に行かせるにしても、帰ってくる時間が
保育園より早くなってしまう
というおうちも多いのではないでしょうか?
多くのご家庭でやるのは
習い事で埋めるってやつですね。
うちも、もちろんそれは考えましたが
1年生からいきなり、学校も習い事もと
一気にやらせるのは、少しかわいそうですよね。
我が家では結局、短い時間ではありますが
1人で留守番をする日が出てしまいました。
そして、実際にやってみて、
これは外せない!!と思ったことが
あったので、お伝えします!!
目次
1.下校途中のお店の人に顔を覚えてもらおう!!
娘が帰ってくる時間と
私がちょうど駅に着く時間と同じくらいだったので
その時間に待ち合わせをしていたことがあります。
でも、私は思いの外早く駅について、
10分ほどあったので、近くのATMに用を済ませに行きました。
駅に戻ったら、2分ほど遅刻。
どこを探しても娘がいない!!!
2分でそんなに遠くには行かないだろうと、
走り回って探しても、いない!いない!
どこにもいない!!
怖くて怖くて、足が震えたのを覚えています。
するとその時私の携帯がなりました。
見覚えのない番号です
「はい!もしもし」
「駅前の魚屋ですけど。
お嬢さんが泣いてらっしゃって〜」
なんと、魚屋さんが電話をくれたのです。
急いで、迎えに行ってことなきを得たんですが
ちょっとしたすれ違いで、
本当に怖い思いをしました。
後から聞くと、泣きじゃくりながら歩いていた娘に
魚屋さんが声をかけてくれたそうです。
それ以来、私は必ずその魚屋さんで、
魚を買うようにしています。
もちろん、感謝の意味もありますが、
下校途中に声をかけられたり、
かけてもらえたりする場所があるというのは
本当に安心するからです。
防犯ベルよりも、
ホイッスルよりも、
やっぱり確かなのは人の目です!!
ちなみに、うちの子はこの日
キッズケータイを持っていました。
キッズケータイには基本的にGPSがついていて
どこに居るかが検索できるようになっています。
でも、この日、たまたま
壊れていたんです!
そういうことがあるんです。
よりによって、待ち合わせですれ違った日に
キッズケータイが壊れることが!!
おじいちゃんやおばあちゃんの家が近くになくて、
どこに行くこともできない。
だけど街の商店は、
下校時間には開いています。
そして、そこにはいつもの
おばちゃんやおじちゃんが居る!
こんなに安心な目はありません。
私は、このこと以来、
商店街の古くからやっている商店に
出来るだけ子供と買いに行くようにしています。
魚屋さんのように、いざとなったら
駆けこめる場所を増やしておこうと
思ったんです。
何かあったらお願いします!と
頭を下げるようにしています。
みなさんとっても親切で
いつでもおいでと言ってくれます。
仕事をしていると、どんなに駆けつけたくても
駆けつけられないことが沢山あります。
子供を守りたくても、守ってあげられない。
でも、地元で味方を増やしてあげることだって、
立派な愛情だと思うのです。
そして、沢山の方に支えられていることを
親子で感謝することだって、
立派な教育だと思うのです。
遠くの親戚より近くの他人と言いますが、
この時ほどそれを身に沁みて感じたことはありません。
沢山の人に甘えながら、
沢山の人に子供を育ててもらうと思っています。
2.親の携帯番号を覚えよう!
魚屋さんが電話をくれて、
すれ違いにならずに娘に会えた。。。
でも、なんで電話番号がわかったのか。
それは娘に私の携帯番号を
叩き込んだからです。
キッズケータイにも番号は入力していますが
壊れてしまったり、電池切れになると
見ることもできなくなります。
紙に書いて、ランドセルに入れておいても、
咄嗟の時、その紙の存在を忘れてしまうかもしれない。
携帯番号は、
絶対そらで言えるように
必死で覚えさせましょう!
それがどこかで命綱になるかもしれません。
とっても簡単なことですが、
とっても大切なことです。
ちなみに我が家は住所も覚えさせています。
どこかで迷子になった時。
どこかで誰かが助けてくれた時。
親の名前や住所や電話番号を
きちんと伝えられるということは
とっても大切ですよね。
娘が私の番号を知っていることで、
何度も助けられましたし、
取り合えたコミュニケーションがありました。
ぜひ携帯番号を覚えてさせてください。
3.なんか怖いな、を察知しよう!
最後は少し難しいことです。
だけど、私はこれをとっても重要視しています。
どれだけ治安がいいと言われる街にも
なんか変だな、という人がいたりしますよね。
通り魔事件のように、突発的な事件に巻き込まれたり
子供が危険な目にあったら…
とついつい考えてゾッとしてしまいます。
でも、仕事をしていたら、守ってあげられない!
私は、子供自身に
危機回避能力を身につけてもらうしかない!!
と考えています。
そこでもっとも大切なのは、
危機察知能力だと思うんです。
あれ?あの人なんか変だな。怖いな。
と思うことです。
私が教えているのは次の4つです。
もし、そう思う人がいたら、
とにかく自然に離れること。
もし、話しかけられたら
素直にきちんと受け答えすること。
もし叱られたら
自分が悪くないと思っても、
謝ること。
追いかけられたら、
お店の中などに入ること。
私が見ていない時に
どんな魔の手が子供に忍び寄るかはわかりません。
でも、どんな親だって
四六時中ついて回るわけには行かないんです。
なんか怖いな。
を察知する力は、命を守る力だと
私は思っています。
小1の壁は、共働きにとって
いつも悩みの種ですが、
親も子供の強くなって
次のステップに進むということ
かもしれません。
私は、この3つで子供がとっても
強くなったような気がします。
どんなときも、
元気ですくすく育ってくれること
これが1番の望みですよね。
ワーキングマザーの皆様の
少しでもお役に立てたら嬉しいです。
コメントを残す