子供が朝食を食べない!朝ごはんが影響する3つのこと

朝食 子供 影響 食べない 朝ごはん

子供が朝ごはんを食べない
という相談はよくあります。
朝食が学力に影響するという説も
もはや定説のようになり、
親からすると気になりますよね。

朝ごはんは、子供たちの体に
どんな影響を与えるんでしょうか。

食卓というキーワードから
ついつい晩御飯に重きをおきがちです。

でも、実は朝食は
子供たちの体に大きく
影響しているんです。

風邪を引きやすくなる

幼児 子供 女の子 朝ごはん 野菜 ポテト
avitalchnによるPixabayからの画像 

朝食の食欲がない子供の
健康状態を調べた論文があります。

2000年に2924人の幼稚園児を対象に
朝食とその子供達の
生活について調べたものです。

そこにこんな記述があります

朝食の”食欲がない”群は”食欲がある”群よりも、”風邪が引きやすい”と訴えるものが多かった

朝食の食欲がない幼児の夕食の食欲と生活時間・教職者・遊ぶ場所・健康状態との関係


つまり、朝食を食べないと
免疫が低下し
風邪をひきやすくなる
ということですね。

さらに、この研究には

遊ぶ場所については、””あまり食べない””ほとんど食べない”群は、”よく食べる”群よりも”どちらかといえば戸外で遊ぶことが多い”と答える割合が多かった

朝食の食欲がない幼児の夕食の食欲と生活時間・教職者・遊ぶ場所・健康状態との関係

ともあります。

朝食を食べる子の方が元気だ!!
ということですね!

逆にいうと、
屋外で思い切り遊ぶということを
意識すれば、
朝食を食べてくれるように
なるかもしれません。

子供達にとって、
日光を浴びて思い切り体を動かすことは
空腹時間を整える
大切な時間
なのではないでしょうか?

眠くてやる気が出なくなる

朝食 ワッフル シリアル はちみつ 果物
StockSnapによるPixabayからの画像 


朝食を食べることと、
睡眠は
かなり大きく関係しています。

これまでたくさんの研究論文を
読んできましたが、
朝食を食べない子供は
圧倒的に睡眠時間が足りていない
ことが多いのです。

就寝時間が遅いということは
夕食が遅くなることが多く
あまりお腹が空いていないということに
繋がっているのかもしれません。

うちの子供もそうですが

「眠くない!!」と言っていても
実は体はクタクタで眠い
という場合があります。
うちの子は
ついつい目を離したすきに
寝てしまうと言ったことが
幼児期からほとんどありません。
とっても目が堅いんです!
寝かさないと、
いつまでも起きていて
こちらがぞっとするほどです

それでも、
電気を決して寝かせると
すっと寝てしまいます。

体力がある!と感じる子供でも
睡眠時間は必要なんだなと
感じています。

そしてこれは
実は子供に限ったことでは
ありません。

大学生を対象にした研究でも

朝食を食べないと「自覚的疲労度」やその下位項目の「眠気感」、「不安定感」、「ぼやけ感」の訴えが多くなることが明らかになった。

大学生の自覚的健康度と食習慣の関連

という結果があります。

ここでいう「眠気感」とは
眠い、
横になりたい、
あくびがでる、
だけではありません。
(やる気が乏しい)とか
(全身がだるい)も含まれます。

また「不安定感」とは
不安な感じがする
ゆううつな気分だ
おちつかない気分だ
いらいらする
考えがまとまりにくい
などです。

「ぼやけ感」は
目がしょぼつく
目がつかれる
目がいたい
目がかわく

これらが、
「朝食をとるかどうか」
だけに左右されているとは
考えにくいですよね。

眠い 小学生 朝

でも、朝食を食べるかどうかは
これらに関係するくらい
健康のバロメーターになるということは
言えると思います。

沢山の睡眠をとって、
気持ちのいい朝を空腹で迎えることは
子供達のメンタルを安定させる
可能性があるのです。

引っ込み思案で攻撃的になる

少年少女 川辺 
florentiabuckinghamによるPixabayからの画像 

大阪府の小学5年生を対象に
行われた研究があります。

朝食を摂る頻度と
社会的スキルについての関連を
調べたものです。

社会的スキルの質問事項は次の通りです

小学生の朝食摂取行動の関連要因より

そして、このうち、
引っ込み思案行動と、
攻撃行動に
朝食摂取が関係していたと
記されています。

朝食を食べない日がある
と答えた子供は、
この2つの得点が高かったという
結論です。

つまり
朝食を毎日きちんと食べるかどうか
ということが、
子供達の精神状態と
関係している
ということです。

さて、果たしてこれは
朝食を食べるかどうか
ということだけに
起因しているのでしょうか?

そんなはずはありませんよね?

私もそう思います。

大切なのは「朝食を食べる」ことではない

朝食 卵 パン ソーセージ 焼きトマト ほうれん草
Free-PhotosによるPixabayからの画像 

朝食が子供達の
心身の健康を健やかにする
一つの物差しになる
ということは
なんとなく分かっていただけたでしょうか?

朝食をもりもり食べて
元気に1日をスタートすることは
子供達にとって
とっても大切なのは
間違いないと思います。

ただ、かと言って
朝食を食べさえすれば、
風邪をひきにくく
やる気に溢れた
社会的スキルの高いことになるか
というと、
甚だ疑問ですよね。

どの研究にも共通していることですが、
朝食を食べている子は
就寝時間が早くて
家族とのコミュニケーションが
きちんと取れている子です。

つまり大切なのは


「朝食を、楽しく美味しく取れる子にする」

ということなんです。

そのためには、

生活のリズムを整えて、
朝きちんとお腹が空いた子にしてあげること

家族で楽しくコミュニケーションを取り
食べることが楽しい時間だと
思える子にしてあげること

この二つに限ると考えています。

新しい1日のスタートを
気持ちよく切れることが、
精神的な安定や学力向上にも
繋がるのだと思います。

そして、それこそが
家庭でできる最高の食育だと
私は信じています。


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