【食育】子供にとって食事中のテレビはNG?

少し前にある女性タレントが、

食事中のテレビはいいけどYouTubeはダメ!と発言し、

話題になったのを覚えていますか?

「テレビはいい!」「いやダメ!」「YouTubeは論外だ!」など、

様々な意見が飛び交っていました。

それぞれのお家でルールは違いますよね。

では食事中のテレビはNGなのでしょうか?

今回は熊野新聞に連載中の記事から、食事中のテレビについて

お伝えしたいと思います。

dmir RaicによるPixabayからの画像 

【子どもの教育】テレビとyoutubeは違う?

昔はテレビが、一家団欒の象徴のようなアイテムでしたが、

いまはスマートフォンやタブレットなど様々なメディアが出てきて、

家族で1つの画面を共有すると言うシーンも

少なくなってきたのではないでしょうか?

(テレビマンとしては寂しいことではありますが…)

子供達がタブレットやスマートフォンでゲームや動画を楽しむ姿も

よく見かけますよね。

テレビとyoutube、この違いはなんでしょうか?

私は、

テレビもYouTubeも同じ!!だと思います

どちらも動画を見るもので、一方的に流れてくる情報を

受け止める形になる訳ですから、

この二つに違いはありませんよね。

ただ、この動画コンテンツに関しては

それぞれ得る情報はあるわけですから、一概に悪い!

ということはできません。

私はテレビマンとして、この動画から得る情報は素晴らしいと思っています。

テレビから流れる情報は、

興味のない世界や、知る由もなかった世界を知ることができる貴重な機会

だと思っています!

それはyoutubeでも変わらないと思うのです

(情報のウラドリなどの観点からすると、

まだまだテレビに及ばないとは思いますが…)

だからこの2つは実質同じと解釈していいと思います。

【子どもの食育】テレビは消して食べるが正解?

ただ食育の観点からお伝えすると、

「食事中のテレビは消したほうがいい」ということになります。

偏食の原因になるという論文もあります。

「食事中にテレビを視聴している幼児はそうでない幼児よりも嫌いな食品が多い」

2004小児保健研究「テレビ視聴時間の長短が幼児の生活習慣に及ぼす影響」

つまり、偏食に繋がるということです。

これも、テレビも他のメディアも同じですね。

テレビを見ていると、食事に集中できないというのが理由です。

確かにテレビを見ていると手が止まるし、集中できません。

そして、親も子供の食事を注視しなくなるんです。

これが大きな原因ではないかと、私は思います。

また、スマートフォンでもこんな論文があります

「食事中にスマートフォンを利用しないルールがあり、守っていることは、食事の楽しさと正の関連が認められた」

2019日本健康教育学会誌「高校生における食事中のスマートフォンなどの利用頻度、および食事中にスマートフォンなどを利用しないルールの遵守状況と家の食事の楽しさとの関連」

動画などの情報に触れながら食事をするのは

食事の楽しさを軽減させているんですね

特にスマートフォンなどの小さな画面のものは

1人の世界になってしまうので、

食事が楽しいということに結びつかないかもしれません。

【子どもの食育】テレビなどのメディアは悪なのか?

偏食の原因になったり、

食事の楽しさを軽減したり、

メディアは悪なのでしょうか?

私は、大切なのは

「テレビを消すこと」ではなく、

「家族で食事の時間を楽しむこと」だと考えています。

食事は、一家団欒の貴重な時間です。

家族と膝を付き合わせて話す時間を、

食事の時以外に作れますか?

いまは子供達も親も忙しい毎日で、なかなか難しいですよね。

「いただきます」と言った後は、

是非食事と会話を楽しんでください。

家族が全員揃わなくても構いません。

「これ美味しいよ」「今日どうだった?」

会話はなんでもいいんです。

私はこの「ごちそうさま」と言うまでのわずかな時間に、

互いの話をすることが何よりも重要な食育になると思っています。

この時間によって、

子供は家族の一員として受け止められていることを

自覚するのではないか、と考えています。

ということは、1つの画面を共有し、

テレビを見ながら感想や意見を話すのだって、

良いコミュニケーションになるはずなのです。

もし食事中にそれができるなら、

メディアも弊害にはならないのかもしれません。

ご家庭でコミュニケーションが生まれる最も良いルールを、

見つけてはいかがでしょうか?

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