みなさん、コンポストってご存知ですか?
簡単にいうと、土に生ゴミを混ぜて、
堆肥を作るということです。
今家庭の生ゴミを使って、
簡単に堆肥を作る
コンポストが、注目されています。
目次
コンポストとは?
コンポストは、堆肥という意味なんですが、
最近では
「家庭の生ゴミを入れて土を堆肥にすること」
をコンポストという傾向があります。
これを作るための機械や容器を
コンポスターと言ったりもします。
最近のエコという流れもあり、
フードロスをできるだけ解消し
家庭から出る生ゴミを減らす
というところが注目されているようです。
また、最近レジ袋が有料になったことも
このブームを後押ししてるように思います。
![コンポスト 生ゴミ 土 スコップ](https://seikoazuma.com/wp-content/uploads/2021/09/22075242_m-1024x682.jpg)
種類は大きく分けて3つ
コンポストの種類は大きく分けて3つあります
バイオ式
屋内もしくは屋外に置いて、生ゴミを入れていくもの。
これは電動式にものもあり攪拌を自動で行ってくれます。
微生物の力で熟成させ、自然に堆肥を作るものです
乾燥式
これは、堆肥を作るというよりも、
生ゴミそのものを乾燥させ、減量させるものです。
いわゆる生ごみ処理機ですね。
完成したものを、燃えるゴミとして出しても、
かなり量は減りますし、土に混ぜると堆肥になります。
コンポストビン
これは、バイオ式と併用という
感覚だと思います。
生ゴミを金ポスターに入れるまで、
保管するものです。
密封性に優れてるので、匂いもせず、
冷蔵庫に入れておくことで、腐敗を防げます。
さまざまな種類がありますが、乾燥式などは
どうしても価格もそれなりに跳ね上がります。
ただ、自治体によっては
ゴミの量を減らせるので、
補助金などが出る場合があるので
そのあたりもチェックしてみてください。
コンポストを買ってみた!
![バケツ 生ゴミ 土 卵のから バナナの皮](https://seikoazuma.com/wp-content/uploads/2021/09/22111021_m-1024x682.jpg)
私も、この夏からコンポストを始めました。
全くの初心者なので、
以下の条件から探しました。
●高くない!
補助金を申請するほどの
意気込みはなかったので、
できる範囲でやってみようと、
高級なものは避けました。
●見た目がおしゃれ
本格的でなくてもいいから、
気分が上がる見た目のものを
選ぼうと思いました。
●土がセットになっている
コンポスターさえあれば、中の土は
ホームセンターなどで簡単に手に入りますが、
面倒なので、すでにセットになっているもの
を選びました。
その時、友人から
おしゃれなコンポストキットが
インターネットで販売されていると聞き、
早速購入。
私が買ったのはこちらです
見た目もとてもおしゃれですよね!
これならベランダにおいても、
インテリアとしても素敵です。
ちなみに、コンポストで検索すると
おしゃれなものは結構あります。
|
実はこれも可愛いなと思ったのですが、
土がセットになっていなかったので、
今回は外しました。
実際に届くと、フェルト生地のような
素材でできた、
おしゃれなバッグが届きました。
別の袋に入っている土を、
このバッグの中に移して、
セットは完了。
あとは生ゴミを入れていくだけです。
普段の料理で出る生ゴミを入れて
ざっくりとかき混ぜるだけ!
土が生ゴミを処理してくれるというわけです。
入れてはいけないゴミは?
![アボカドの皮 生ゴミ 野菜くず バケツ 土](https://seikoazuma.com/wp-content/uploads/2021/09/22111023_s.jpg)
基本的にはどんなものも入れられます。
お肉や魚の骨や内臓も、
野菜クズ・食べ残しも入れてオッケー。
廃油も週に1度くらいなら200ccまで入れられます。
コーヒーや茶がらも大丈夫です。
入れてはいけないものは、
たけのこやとうもろこしの皮。
塩分が多すぎるもの。
栗の皮、貝・殻などです。
ただ、卵の殻や、とうもろこしの皮も
時間はかかるけど分解できるという説も
あります。
まずは1度入れて、経過を観察してみた
子供の自由研究も兼ねて、
一度入れたゴミの経過を観察してみました。
これがとっても面白いんです。
真夏だったこともあってか
ベランダにおいていると
中でどんどん発酵が進み、
生ゴミが時間をかけて小さくなっていきます。
分解してくれるのは、微生物たち。
途中、白カビが生えたり、
湯気が上がったり、
「あ〜分解が進んでるな」と
わかるのも楽しいところ。
子供も興味津々でした。
コンポストは最高の食育!
![コンポスト 生ゴミ 土 堆肥](https://seikoazuma.com/wp-content/uploads/2021/09/4732366_s.jpg)
コンポストを始めて、
圧倒的にゴミの量は減りました。
食べ残したお料理も
そのままコンポストに入れてしまいます。
揚げ物や炭水化物は、
分解を促進させてくれるそうですよ。
最初は、「すごく匂いが出るんじゃないかな」
と心配していましたが、
バッグはジッパーがついていますし、
土のおかげかそんなに匂うことはありません。
むしろ、ゴミの日まで
生ゴミを置いておくことがなくなったので、
匂いの悩みから解放されました。
1日300gの生ゴミを毎日3週間ほど入れたら、
立派な堆肥の完成です。
私が買ったキットは、
そのままプランターとして
野菜を育てることもできるんです。
生ゴミをコンポストに入れられる量にしよう!
と、意識するようになるので、
生ゴミそのものの量も減りました。
日本の食品廃棄物は2500万トン、
そのうち本来食べられるのに
捨てられる食品は600万トンにものぼると言われています。
これがいわゆるフードロスになるわけです。
日本のフードロスの46%が家庭から出る生ゴミです。
そんな話をしながら、
子供と一緒に生ゴミを土に還して堆肥にし、
さらに野菜を育てられたら、
最高の食育になりますよね。
SDGsで、サスティナブルな社会が目標
とされる今こそ、挑戦してほしい食育です。
フードロスを削減するためにも、
家庭からの生ゴミを減らして、
地球温暖化を抑制しましょう!
生ゴミって本当に土に還るんだね!