コンポスト始めました。生ゴミを減らして、コンポストで食育しよう!

みなさん、コンポストってご存知ですか?

簡単にいうと、土に生ゴミを混ぜて、
堆肥を作るということです。

今家庭の生ゴミを使って、
簡単に堆肥を作る
コンポストが、注目されています。

コンポストとは?

コンポストは、堆肥という意味なんですが、
最近では


「家庭の生ゴミを入れて土を堆肥にすること」
をコンポストという傾向があります。

これを作るための機械や容器を
コンポスターと言ったりもします。

最近のエコという流れもあり、
フードロスをできるだけ解消し
家庭から出る生ゴミを減らす
というところが注目されているようです。

また、最近レジ袋が有料になったことも
このブームを後押ししてるように思います。

コンポスト 生ゴミ 土 スコップ
写真ACより

種類は大きく分けて3つ

コンポストの種類は大きく分けて3つあります

バイオ式

屋内もしくは屋外に置いて、生ゴミを入れていくもの。
これは電動式にものもあり攪拌を自動で行ってくれます。
微生物の力で熟成させ、自然に堆肥を作るものです

乾燥式

これは、堆肥を作るというよりも、
生ゴミそのものを乾燥させ、減量させるものです。
いわゆる生ごみ処理機ですね。
完成したものを、燃えるゴミとして出しても、
かなり量は減りますし、土に混ぜると堆肥になります。

コンポストビン

これは、バイオ式と併用という
感覚だと思います。
生ゴミを金ポスターに入れるまで、
保管するものです。

密封性に優れてるので、匂いもせず、
冷蔵庫に入れておくことで、腐敗を防げます。

さまざまな種類がありますが、乾燥式などは
どうしても価格もそれなりに跳ね上がります。

ただ、自治体によっては
ゴミの量を減らせるので、
補助金などが出る場合があるので
そのあたりもチェックしてみてください。

コンポストを買ってみた!

バケツ 生ゴミ 土 卵のから バナナの皮
写真ACより


私も、この夏からコンポストを始めました。
全くの初心者なので、
以下の条件から探しました。

●高くない!

補助金を申請するほどの
意気込みはなかったので、
できる範囲でやってみようと、
高級なものは避けました。

●見た目がおしゃれ

本格的でなくてもいいから、
気分が上がる見た目のものを
選ぼうと思いました。

●土がセットになっている

コンポスターさえあれば、中の土は
ホームセンターなどで簡単に手に入りますが、
面倒なので、すでにセットになっているもの
を選びました。

その時、友人から
おしゃれなコンポストキットが
インターネットで販売されていると聞き、
早速購入。

私が買ったのはこちらです

見た目もとてもおしゃれですよね!
これならベランダにおいても、
インテリアとしても素敵です。

ちなみに、コンポストで検索すると
おしゃれなものは結構あります。

 

 

実はこれも可愛いなと思ったのですが、
土がセットになっていなかったので、
今回は外しました。

実際に届くと、フェルト生地のような
素材でできた、
おしゃれなバッグが届きました。
別の袋に入っている土を、
このバッグの中に移して、
セットは完了。

あとは生ゴミを入れていくだけです。

普段の料理で出る生ゴミを入れて
ざっくりとかき混ぜるだけ!

土が生ゴミを処理してくれるというわけです。

入れてはいけないゴミは?

アボカドの皮 生ゴミ 野菜くず バケツ 土
写真ACより

基本的にはどんなものも入れられます。

お肉や魚の骨や内臓も、
野菜クズ・食べ残しも入れてオッケー。
廃油も週に1度くらいなら200ccまで入れられます。

コーヒーや茶がらも大丈夫です。

入れてはいけないものは、

たけのこやとうもろこしの皮。
塩分が多すぎるもの。
栗の皮、貝・殻などです。

ただ、卵の殻や、とうもろこしの皮も
時間はかかるけど分解できるという説も
あります。


まずは1度入れて、経過を観察してみた

子供の自由研究も兼ねて、
一度入れたゴミの経過を観察してみました。

これがとっても面白いんです。
真夏だったこともあってか
ベランダにおいていると
中でどんどん発酵が進み、
生ゴミが時間をかけて小さくなっていきます。

分解してくれるのは、微生物たち。
途中、白カビが生えたり、
湯気が上がったり、

「あ〜分解が進んでるな」と
わかるのも楽しいところ。

子供も興味津々でした。

生ゴミって本当に土に還るんだね!

コンポストは最高の食育!

コンポスト 生ゴミ 土 堆肥
写真ACより

コンポストを始めて、
圧倒的にゴミの量は減りました。

食べ残したお料理も
そのままコンポストに入れてしまいます。

揚げ物や炭水化物は、
分解を促進させてくれるそうですよ。

最初は、「すごく匂いが出るんじゃないかな」
と心配していましたが、
バッグはジッパーがついていますし、
土のおかげかそんなに匂うことはありません。

むしろ、ゴミの日まで
生ゴミを置いておくことがなくなったので、
匂いの悩みから解放されました。

1日300gの生ゴミを毎日3週間ほど入れたら、
立派な堆肥の完成です。

私が買ったキットは、
そのままプランターとして
野菜を育てることもできるんです。

生ゴミをコンポストに入れられる量にしよう!

と、意識するようになるので、
生ゴミそのものの量も減りました。

日本の食品廃棄物は2500万トン、
そのうち本来食べられるのに
捨てられる食品は600万トンにものぼると言われています。

これがいわゆるフードロスになるわけです。

日本のフードロスの46%が家庭から出る生ゴミです。
そんな話をしながら、
子供と一緒に生ゴミを土に還して堆肥にし、
さらに野菜を育てられたら、
最高の食育になりますよね。

SDGsで、サスティナブルな社会が目標
とされる今こそ、挑戦してほしい食育です。

フードロスを削減するためにも、
家庭からの生ゴミを減らして、
地球温暖化を抑制しましょう!