子供の食卓に「お酢」をすすめる3つの理由

お酢 お酢がおすすめ こども

皆さんは、お酢をお料理に使いますか?
私はお酢が大好き!という訳ではありませんが、出来るだけお酢を使うように心がけています。というのも、お酢って、実はすごいパワーを持っているんです。今日はその3つの理由をお話ししたいと思います。

理由1:お酢は食中毒の強い味方!

お酢はその歴史は古く紀元前5000年ほど前からあったと言われています。元々はお酒が原料の調味料です。日本食でも、お寿司や酢の物に使われてきましたよね。

お酢の「すっぱさ」は酢酸という成分です。

1つ目のおすすめの理由は、
この酢酸の持つ、殺菌作用
食中毒の原因となる菌の繁殖を抑えて食べ物を傷みにくくしてくれる成分です。

食中毒は意外と身近にあるので、子供に食べさせるものには気を使いますよね。特に魚なんかは、大丈夫かなと心配になることも多いと思います。私は、少しでも心配になったら、お酢で〆ちゃいます。アジとかも、持ち歩いてる間に傷んじゃったかなと思ったら、叩いて、お酢をまぶして出します。お酢の殺菌能力に頼ってしまいます。
マヨネーズが保存料いらずなことも、このお酢の殺菌作用のおかげと言えます。スーパーに並んでる時は常温です。卵も使っているのに、常温でいいなんてお酢の力ってすごいと思いませんか?

そう思うと、お弁当の1品にお酢を使ったものを入れるのも安心ですよね。私はよく、タコときゅうりとワカメの酢の物を作りますが、これは子供も喜んで食べてくれます。あと、春雨サラダ!これもお酢を使う料理の中では子供に人気の1品です。甘酢味が好きなお子さんには、酢豚のようなものもいいかもしれません。

お酢は調味料として使えば菌の繁殖を抑えてくれる、強い味方なんです!

巻き簾 酢飯 お酢 巻き寿司
cheetahさんによる写真ACからの写真 

理由2:お酢は食欲と疲労回復の味方!

またお酢の酸味は、味覚や嗅覚を刺激して、唾液や胃液の分泌を促すと言われています。これによって食欲増進に繋がるのです。例えば、暑くて食欲がない時や、疲れて食べる気にならない時、ちょっとお酢を使ったものを出すと、食べてくれるかもしれません。最近、餃子のタレで酢胡椒ってありますよね?(お酢にたっぷりの胡椒をかけて、餃子につけるというタレです)あれも、なんだかさっぱりしてどんどん食べられてしまう、という方が多いですが、それもお酢の力かもしれません!

唾液や胃液の分泌を促すことは、健康にはとってもいいことです。日本大学歯学部の研究論文にこんな記述があります。

唾液にはアミラーゼだけでなく消化管粘膜の保護作用があるEGFも含まれている。その他,免疫物質,抗菌物質などの化学物質が豊富に含まれ全身のからだの健康に役立っている  

子どものQOLのために,「噛むこと」「味わうこと」の大切さ 小児保健研究

実は、唾液の分泌を促すことは、全身の体を元気に保つことに繋がっているんです。確かに、梅干しやお酢など酸っぱいものは、簡単に唾液を分泌してくれますよね。


また、お酢には代謝を活発して、摂取した食べ物を効率よくエネルギーに変える力があります。つまり、疲労回復にも効果的ということです。スポーツの後などに、糖分を摂取するといいと言いますよね。これはグリコーゲンが疲労回復に効果的だからですが、そのグリコーゲンも、お酢と一緒に摂ることでより効果的に補給できると言われています。

部活動や習い事で疲れたあとなどには、お酢を使ったおかずを出してあげると、翌日まで疲れがたまらないこともあると思います。しかも肥満予防にもなるというから、もりもり食べるお子さんにも、ぴったりの調味料です。最近はお酢のドリンクなんかも売られているので、お風呂上がりにそれを飲むというのもおすすめですよ。

他にも、お酢には脂肪の蓄積を抑える効果や、腸内環境の改善、高血圧の抑制効果などたくさんの効果があることがわかっています。子供だけじゃなくて大人にとってもいいことずくめという訳です!

ピクルス 野菜 お漬物 白菜 キュウリ 人参 鷹の爪
まとめまめさんによる写真ACからの写真 

理由3:お酢は減塩の強い味方!

数あるお酢の効果の中で、私が一番注目しているのは「減塩効果」です。実は料理にお酢を使うことで、減塩できることがわかっています。お酢には塩が入っているわけではありませんが、酸味が物足りなさを補ってくれるんです。

小学校低学年の子供を対象にした味覚の研究にこんな記述があります。

塩を「酸っぱい」、酢を「しょっぱい」と表現する子供がいた

小学校低学年を対象とした味覚授業の実践」三重大学教育学部研究紀要2016

「酸っぱい」と「しょっぱい」はとても似ているんですね。
塩分の摂りすぎが健康を害することは様々な分野で証明されています。少し塩が足りないなと感じたら、お酢をひと垂らししてみてください。味が決まって驚くかもしれません。減塩のためにも是非お酢を取り入れてみてください。
減塩という意味だけでいうと、お酢じゃなくてもレモン汁なんかも活躍します。塩味が足りないとき、レモン汁を入れるのも効果的ですよ。私は、サラダなんかを作るときに、よくレモン汁を活用します。

添加物を気にされる方も多いですが、私は塩分の取りすぎの方が問題だと思っています。添加物は使用量が徹底的に管理されていますが、塩はされていません。家庭でその量を加減しないと、あっという間に取りすぎてしまうのです。

添加物に関する記事はこちら

子供はお酢が嫌い?

お酢を使うメリットはわかったけど、子供は酢の物を食べてくれないんだよ!!!という気持ちになりました?わかります!そうですよね。うちの子も決して好む味ではありません。いえ、それどころか、私もお酢のツンとした酸味は苦手ですし、甘酢もあまり好きではありません。

でも、お酢って実はコク出しにとっても効果的なのです。ドバドバ使わなくても、ほんの少し隠し味程度に使うことで、お料理の味がぐんとよくなったりします。

煮物の隠し味に!

和風の煮物の隠し味にお酢を入れると、一気にコクがアップします。ツンとした酸味は全く気にならないので、
是非入れてみてください。実は煮物に関わらず、

甘辛い味付け+お酢

は、結構なんでも
あ!美味しい!!!ってなります。
照り焼きなんかにもひと垂らしするのもおすすめです。子供たちも大好きな甘辛味だから、忍ばせやすいのも魅力ですよね。

カレーの隠し味に!

カレーにお酢というのは、知る人ぞ知る定番です。これも、グッと味を締めてくれます。カレーは子供が嫌いなものを忍ばせる定番料理ですが、お酢も是非試してみてください。
私のおすすめは、ルーを溶かすタイミングで、ひと回しすることです!

焼き魚にかける!

意外に思われるかもしれませんが、焼き魚に少しかけると、味がぐんとまろやかになり美味しくなります。
ししゃもなどの小さな魚でも、ぶりやさばなどの切り身でもオッケー!特に、ぶりやサバなどの脂っこい魚によく合うような気がします。

お酢 大さじ 隠し味
oldtakasuさんによる写真ACからの写真 

お酢の種類は?

さて、お酢の料理を番組で紹介するとき、打ち合わせで必ず質問に上がるのが「お酢の種類」です。家庭でよく使うのは穀物酢か米酢ですよね?そこで、シェフや料理研究家に、
「ここで使うのは穀物酢ですか?米酢ですか?」
となる訳です。皆さんは、この2つの違いわかりますか?
穀物酢は麦やトウモロコシ、米などから作られます。酸味が強いので、煮物などの加熱調理に使うのがオススメです。
一方米酢は、米とアルコールで作られたお酢です。酸味がまろやかなので、お寿司や酢の物など加熱しない調理によく合います。

お子さんが食べるお料理に使うなら、穀物酢よりも米酢の方がツンとした酸味がなく、好まれるかもしれません。

今では、すでに調味された「かんたん酢」のようなものも沢山売ってますよね。あれもとっても便利です!私は酢の物なんかは、あれを使って和えるだけで済ませています(笑)湯むきしたトマトや、キュウリなどの野菜を、お酢につけて置くだけでもちょっとした一品になります。調味酢は、甘めなので子供も喜んで食べてくれますよ。

いかがでしたか?
健康にとっても良いお酢!
是非積極的に、食卓に取り入れてみてはいかがでしょうか?

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