【産後の仕事復帰!】TVディレクターとして復帰した私が、一番辛かった、たった1つのこと。

産後 仕事復帰 辛かった

産休育休を終えて、仕事に復帰するとなった時、
子供預けて仕事をするのに、
なんの不安もない人はいないと思います。

復帰前はとにかく不安でいっぱい!

うまくできるかな…
子供を預けてまで仕事をするべきなのかな…
保育園で楽しく過ごせるかな…
仕事場に迷惑をかけないかな…

不安を数えればきりがないですよね。

先輩ママから、
「仕事を休めない日に限って熱を出す!」
「保育園からの急なお迎え電話が一番怖い」
話を聞けば聞くほど、不安が募ります。

私も、そんな日々に備えよう!と、
復帰前には色々なサービスに入会したりしました。

ファミリーサポートも、申し込んで、面会を終え、
公園で声をかけて、近所のママ友作りに励み
病児保育のベビーシッターにも加入しました。

余談ですが、このベビーシッターには
本当に助けられました。
そのことはまた記事にしようと思います。

とにかく、前情報は十分ありましたから、
色々と準備も整い、保育園も決まった頃は、
「よし!これで大丈夫!」と
自信満々だったんです!

テレビを見る子供
復帰した当時の我が家

復帰後は、とにかく大忙しの日々!!

実際に辛いのは、預ける先や仕事の調整などの、
物理的なことではなかったんです!

気持ちに全くゆとりがない!!

朝起きて、子供を保育園に連れていくだけでも、
今までとは全く違うサイクルです。
ましてや自分も産休育休明けで、
仕事のサイクルに戻りきれてない朝。

朝ごはんを作って、
子供に食べさせ、
化粧をして家を出る。

さあ、出かけようという時にウンチが始まったり、
ワンワン泣いて手がつけられなくなったり。
こちらのペースに合わせてくれないのが
子供ですよね。
そんな困難を乗り越えて、なんとか保育園へ。

これだけで、
一仕事終えたような気分になりますが、
本当の仕事はそこから!!

「お迎えまでには帰らないと!!」と、
会社に着くやいなや、猛烈仕事モードがオンに!
残業ができない分、脇目も振らずに仕事をやる。

一度、育休明けで必死に働いていた頃、
ダラダラ仕事する後輩に
「お前の8時間と私の8時間を一緒にするなぁ!」
と怒鳴ったことがあります(笑)

それくらい、切羽詰まって仕事をしていたんだと思います。

お迎えギリギリの時間に会社を飛び出して、
保育園へ。
そこからは、ご飯の支度にお風呂に寝かしつけ。
お母さんたちはみんな大変ですよね。

FineGraphicsさんによる写真ACからの写真 

母としての意気込みが強すぎた!

私は当時ディレクターで、
ロケや編集に追われる日々でした。
出産するまでは、
週に2日ほど徹夜が当たり前の生活だったので
育休明けも、ディレクターとして
職場に戻ることがとても不安でした。
だけど、それ以外の仕事は
全く考えられませんでした。

育休明けは、ハードではない番組に
配属してもらうことができましたが、
それでも、保育園のお迎えまでに帰れるかと、
いつもヤキモキしていました。
今思えば、


母親になったから、
使えなくなったと思われたくない!

とか、

仕事の仲間に
絶対迷惑はかけたくない!

という強迫観念のようなものに囚われていたように思います。

会社は「大丈夫か?」と声をかけてくれていたし、
手を差し伸べてくれる同僚だって
たくさんいたはずなのに、弱音はいけない!
子供を産んで仕事をする以上、甘えてはいけない!
と思い込んでいたんですね。

周りに、産休や育休を取って、
ディレクターをしている女性が
いなかったというのもあったのかもしれません。

強迫観念はそれだけではありませんでした。
もう1つ当時
自分の首を絞めていた思いがあります。
それが

「子供に寂しい思いを
させてはいけない!」

「一般的な母親のように
そばにいてあげたい!」

という思いでした。

ディレクターという特殊な仕事をしている
しわ寄せを、
子供に与えてはいけない!
もしかするとこの想いが
一番強かったかもしれません。

映像編集

「寝ない子育て」が解決策?

どうしても仕事が終わらない日は、
一旦お迎えに行って、
ご飯を作りお風呂に入れて
いつものように寝かしつけて、
翌日の保育園の支度を終えてから、
再び会社に行って仕事をしていました。
子供が起きる前に帰って、保育園へ。

こうして書くと、
ものすごく大変そうですが、
当時の私はとてつもなく達成感に溢れていました。

よし!仕事も
きちんとできているし、
子供にも

寂しい思いをさせてない!

ちょっと怖いですよね(笑)
もともと、不規則な生活の仕事で、
徹夜に慣れていたというのもあると思います。
でも、自分の強迫観念の解決策が
「寝なきゃいいんだ!」となったわけです。
誰にも迷惑をかけずに、全部できる!!と。


当たり前ですが、
そんな寝ない子育ては長くは続きません。

ご飯を食べる子供

誰も教えてくれなかった、心の辛さ

その頃、
うちの子は夜泣き絶頂期ということも重なり、
少しずつ心が辛くなってきました。
ましてや子供は預けたばかりで体調も不安定。
熱を出しては、パパに休んでもらったり。
ベビーシッターやママ友にお願いしたり。

仕事だって、急なお迎えで早退したり、と
「よしやりきった!」と思えない日が続きます。

出産前、私は仕事をしゃかりきに
頑張って、心から楽しんでいました。
何日も眠れなくても、達成感がありました。
もちろん、失敗もたくさんありましたが、
仕事さえ全力で頑張れば、
「よし!私頑張ってる!」と思えたのです。

それなのに、出産後は、
必死で精一杯あの頃より頑張っているのに、
「よし!」と思えない!
それどころか、
子供を預かってくれている人や、
職場にも迷惑をかけて
「ごめんない」と謝りっぱなし。

かといって、子供にも
体調が悪いのに、
人に預けて「ごめんない」。

常に、
「ごめんない」でいっぱいなのです!

ちぎれそうになりながら頑張っているのに、
「ごめんなさい」がどんどん
自分の胸に降り積もり、
押しつぶされそうになりました。

頭では全て分かっていたことです。
どれもが想定内の出来事でした。
ただ、精神的にこんなに辛くなることは
全く想定していなかったんです。

こんなにもこんなにも、
罪悪感に苛まれることを
誰も教えてくれなかったんです!

働く母
toyaさんによる写真ACからの写真 

姉に言われた忘れられない言葉

その頃、私より一足先に
ワーキングマザーをしていた姉に
泣きながら電話をしたことがあります。

なんでこんな想いをしなくてはいけないのか。

なぜこんなに罪悪感に苛まれるのかと。

その時姉が、こういったのです。

「覚悟が足らん!」

すごくないですか?
「わかるよ」でも、
「そんな風に思うことないよ」でもなく
「覚悟が足らん!」と。

「仕事をしながら子供を育てる
ということはそういうこと。
周りに甘えたり、

職場に迷惑をかけたりするもの!
仕事も子育てもするなら、

それは覚悟しなさい」と。

その時に、
私の中の強迫観念の呪縛が解けたような気がします。

もちろん、子育てと仕事の両立は
バタバタ奮闘記です。
今もそのバタバタからは抜け出せず、
相変わらず戦いは続いています。

ですが、この頃のような罪悪感はありません。
開き直ったといっても
過言ではないかもしれません。

ただ、今はあの頃の自分に、
そんなに頑張る必要ない!といってあげたいです。
子育ては刻一刻と状況が変わっていくし、
必ず出口はあるから。

大変な時は、
大変な時なりにやっていけばいいんだよと。

ま、その時にそう言われても
ピンとこなかったとは思いますが。

これから奮闘する
全てのお母さんに、
物理的な大変さよりも、
心の備えを

してもらいたいと思います。

大丈夫。

きっと乗り越えられます。

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