前回の投稿の続きです!
前回は、
規則正しい生活にすること
お手伝いをさせること
など、外からのアプローチをお伝えしました!
いよいよ食べる時のアプローチです!
目次
作戦その3.調理法を工夫して偏食をなくす!
調理法を工夫するというのは、一番ベタなやり方ですよね。
でも、これで、
「食べられる!」
という自信をつけるのは、
すぐに効果がなくても、年齢を重ねるごとに効いてくる可能性が高いのです!
「絶対に無理だ!」
ではなく、
「食べようと思えば食べられる」
という気持ちをつけさせるためにも、調理に工夫はやる価値ありです!
どう工夫すればいいのか?
私がこれまでやってみて、
子供の好き嫌い克服に成功率が高い
調理コツをご紹介します!
コツ1:野菜はおそろしく細かくすべし!
子供が食材を嫌いという原因に、
舌ざわりと食感があります。
とにかく、その食感を感じさせないくらいに、細かくカットするのです。
普通のみじん切りよりも、もっと細かく!
ただ、ミキサーなどでピューレ状にするのはおすすめしません。
あくまで野菜がいるなという感じは、かろうじて残します。
「食べられた!」という自信につなげるためです!
この時大切なのは、
好きなものも入れること。
しょうがやスパイスなども少し入れること。
いろんなものをたくさん入れて香りや食感を殺す!!!!
これが大切です。笑笑
気合いを入れて細かくしましょう!
コツ2:ひき肉を隠れ蓑にすべし!
嫌いな食材の隠れ蓑にぴったりなのは
ひき肉です。
混ぜまくれば、ほぼわかりません!笑
ハンバーグ(定番ですね)
ミートソース(これも、よくあります)
つくね(照り焼き味は、みんな大好きですね)
オムライス(ケチャップライスと一緒に炒め合わせる)
など、こってり味を合わせれば、
子供はうっかり食べてしまうわけです。
鶏ひき肉と豆腐と混ぜて「がんもどき」にするのも手です!
ひじきとか和風食材なら、つくねやがんもは、オススメです。
コツ3:スープにして、お出汁にしちゃう。
スープにするというのも、一つの手です。
こどもが嫌いな野菜の食感や香りは、
スープにすることである程度、消滅します!
一番成功率が高いのは、
ミネストローネです!
(トマトが苦手な子には無理かもしれませんが、煮込むことで、
酸味と食感がなくなるので、スープは平気!という
トマト苦手な子もいます!)
ポイントは、
ソーセージやベーコンなど、好きなものは賽の目くらいで
少しだけ大きめにすること!
そうすることで、それを食べようと、細かいお野菜も一緒に食べることになります。
コンソメやローリエを入れて、コトコトやっちゃいましょう!
コツ4:ふりかけにしちゃおう!
野菜は嫌い!という子の中には、
白いご飯はすき!という子が多いです。
納豆ご飯しか食べない…
というのも、よく聞く話ですよね。
そんなお子さんには、ふりかけがおすすめ!
コマツナやほうれん草などの葉野菜を細かくして、
ジャコと一緒に、ゴマ油でいためて、
ゴマや砂糖、おしょうゆと合わせる!
これだけで、栄養満点のふりかけになります!
白米好きには、試す価値ありです!
私の苦手克服おすすめレシピ!
子供が大好きな甘辛味。これを味方にすれば、かなり成功率が上がります。
わたしの鉄板レシピを教えます!
鶏ももひき肉 200g
にんじん 1/3本(40g)
ピーマン 1個
小松菜 1株(45g)
長ネギ 1/3本(30g)
生姜みじんぎり 大さじ1
A 酒 大さじ11/2
砂糖 大さじ11/2
しょうゆ 大さじ11/2
油 大さじ1/2
目玉焼き ・ ごはん(作り方)
1、にんじん、ピーマン、長ネギをみじん切りにし、小松菜は葉と茎を分けて
茎は縦に細切りにし小口切り、葉は粗みじん切りにする。
2、フライパンに油を熱し、鶏ひき肉と生姜、にんじんを入れて炒める。
ひき肉の色が変わってきたら残りの野菜とAを加えて汁気が少なくなるまで炒め合わせる。https://kodomoe.net/serial/inoue_kosodate/
3、丼にごはんをよそい、そぼろをのせて目玉焼きをそえる。
これは、ピーマン克服のために
kodomoeの井上和香ちゃんのウェブ連載で、提供したレシピですが、
ほかにも嫌いなものをなんでも入れられます!
しかも、これで、栄養は十分!
苦手克服丼で時短にもなるわけです!!
和香ちゃんちの娘ちゃんも、これだと食べてくれる!と喜んでくれました。
食べられたら、褒めてあげて!
さて、気をつけて欲しいのは、
全ては「食べられる!」という自信をつけさせるための調理です!
食べた後は、
「実は嫌いな〇〇が入ってたんだよ〜!」
「食べられたね!すごい!えらい!」
と思い切り褒めてあげてください!!
きっと嬉しそうな顔を見せてくれるはずです!
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