食育について私が言いたいこと。

テレビプロデューサーとして、
食育インストラクターとして
ここ数年様々なことを調べてきました。

勉強すればするほど、
いろんな思いが募り、
言いたい事が溢れているので、
この辺りで、一度
吐き出そうかと思っています。

食育は大切だと思う。

焼き芋 食べる 子供 女の子
写真AC

食育というキーワードが
たくさんの意味を含みすぎている
と思うのです。

「食育」を純粋に
「食生活で育む事」を指しているとすれば
本当に大切で必要な事だと私は感じています。

食生活は、とっても大切だし
命に変わっていくものです。

体に良いものを取るということは大切ですが
それだけではなく、
大切なのは、
食事をする時間なんだという事が
よくわかりました。

食育という言葉を聞くと、
無添加やオーガニック、野菜中心、伝統料理
こう言ったキーワードが出てくるのですが、
これが大きく間違っている!!

と私は思っています。

何を食べるかではない!

いか 煮物 大根 絹さや 人参
写真ACより

ジャンクフードや菓子パンや
インスタント食品が絶対ダメとか
そういうことではないんです。

私が調べたところでいうと、
添加物が毒になることはありません。
毎日とんでもない量を食べ過ぎない限り
全く問題ありません!

スーパーのお惣菜だって良いし、
お弁当だって良いんです。

何を食べるかではなく、
誰とどういう雰囲気で食べるか
が大切なんです!

母の手作りが子供を育てるわけではない!

お母さんの手作り料理じゃなきゃ
ダメなわけではありません。

「お母さんの手作り弁当が一番」
とか
「お母さんが手間をかけてくれた料理が一番」
とか
そんなものは幻想です。
私はそう思っています。

誰が作ったものでも良いし、
冷凍食品でも良いんです。
そして一緒に食べるのは
ぶっちゃけ親じゃなくても
良いんです!

大切なのは


大人が自分を常に気にかけている
大人が自分を大切に思ってくれている
大人のそばに自分の居場所があって
自分を受け入れてくれている

と自覚させることです。

私は、それが食育だと思うのです。

離乳食 食べる 子供 母親
写真ACより

なぜ食事なのか

食べるものがなんでも良いなら
食と関係ないし、食育じゃないじゃないか!

というご指摘がありますが、
ぶっちゃけ食事じゃなくても良いと
私は思っています。

子供ときちんと向き合って
いろんな話ができて、
子供が安心できる時間があれば
別に食事の時間じゃなくても良いんです。

でも、食事の時間以外に
そんな時間はあるでしょうか?

食卓は、大人と子供が
膝を突き合わせて
共有する貴重な時間です。
だからこそ、この時間に育まれる事が
たくさんあると思うのです。

「今日はどうだった?」
「これ美味しいね」
「これは体に良いみたいよ」
「これも美味しいから食べてみて」
「明日はどんな予定?」

と自然に会話が生まれます。
食事を取りながら、コミュニケーションをとる
ただ、それだけですが、
実は食事を抜きにすると
この時間を確保することは
案外難しいのです。

子供 ご飯 朝食 食べる 兄弟 食卓
写真ACより

古き良き母親像は食育に必要ない!

時間をかけて、手間暇かけて
美味しい料理を作って、子供の帰りを待つ。

それはそれで素晴らしいお母さんだと思います。

なんならおやつも手作りで、
エプロン姿がママの姿という
それも一つの母親像です。

でも、料理に時間はかけられない
働くお母さんの姿だって、
素晴らしい母親像だと私は思っています。

この2人の母親の子供への愛情を
測ることは絶対にできません。

どちらも子供を想い、
愛情に溢れています。

食育の本などには、
古き良き母親像や、
古き良き日本の食卓が
素晴らしいもののように
書かれている事がありますが、
それが子育てに
どれほど有益なのか
全く根拠はありません。

なのに、素晴らしいこだわりの
手間暇かけた育児を
SNSで見るたびに、
自分を責めるお母さんが
たくさんいらっしゃるんです。

でも私は声を大にして言いたい!

食育に、古き良き母親像は必要ありません!

子供の事を想って食事を用意し、
一緒にその時間を楽しんで

共有しているなら
その時点で素晴らしい母親なのです!

自分が仕事で留守をするとき、
子供が一人で食事を

取らなくて良いように
工夫していればそれで100点です。

一緒に食事を取れない時、
帰って沢山話をしたり、
話を聞いたりしようと思えたら
それで最高の母親なんです!

食を取り巻く環境は、
どんどん進化しています。
体に良い中食や外食も溢れているし、
無添加のレトルトもたくさんあります。

それなのになぜ、日本の母親像は
三丁目の夕日時代で止まっているのでしょうか。

子供の事を思う事で苦しんでいるのなら
その時点で十分素敵な母親なのに!!

パンをこねる 生地をこねる 手 まな板 小麦粉
写真ACより

母親は忙しすぎる!

母親は忙しすぎるのです!

男女雇用機会均等法が設立されて
30年以上が経過しているのに
家事も育児も、女の仕事感は
一向に改善されない!

ジェンダー論を持ち出すと、
その改善には女性はもちろんのこと
男性の意識改革、
社会制度の改革など
課題が山積みになってしまいます。

いますぐ、目の前の荷物を軽くしたい!

私はその想いで、
少しでも多くのお母さんの気持ちを
軽くできたら良いなと思っています。


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