【うちは食育できてる?】食育のバロメーターって?

「食育ってやっているつもりだけど、
これでいいのか、
本当に身についているのか不安です」

最近こんなご相談を受けました。
食育は子供の自己肯定感をあげ、
将来の健やかな食意識をつけてもらうためだと
私は思っているので、
日々の学習を確認するテストのように、
進捗を確認する必要はないと
私は思っています。

でも、その不安な気持ちもよくわかります。
そこで、私はこうお答えしました。
「お子さんが、食事を楽しみにしていたら
成功のしるしですよ」
子供が食事を楽しみにする、
というのは食育においてとても大切なことです。

では食事を楽しみにする子供には、
どんな特徴があるのでしょうか?
最新の論文によると、その特徴は3つあります

食欲がある!

まず1つ目は「食欲がある」
これは当然と言えば当然ですね。

食べたいから、
食事が楽しみということです。

でもこの食欲は、
体調と大きく関係しています。

睡眠不足や、
日光に当たらず体内時計が狂うと、
食欲はなくなってしまいます。

逆に規則正しく食事が取れたり
よく眠れていると、
きちんと正しい時間にお腹が空くものです。

お腹が空くということは、
規則正しい生活・きちんとした食事のリズム・
そして間食を摂りすぎないなど、
健やかな生活ができている証でもあるのです。

子供 お母さん ご飯 ジュース
写真ACより

好き嫌いが少ない

2つ目は「好き嫌いが少ない」
ということです。
偏食は厳しく叱責する必要はありませんが、
諦めることもよくありません。

偏食の子供が食事が楽しくないのは
何となくうなづけますよね。

大人だって、嫌いなものを食べるときは
あまりテンションが上がりません。

でも、それなら好きなものだけ
食卓にあげればいいかというと
それもまた違います。

それだと偏食はいつまで経っても
改善されない可能性があるからです。

以前偏食について書いた記事はこちらです

偏食のお子さんにこそ、
好きではないものを
食卓に並べてください。

食卓に出して、
「美味しいよ」
「食べてみて」と声をかけてあげてください。

そして何より大人が、
それを美味しそうに
食べてみせてあげてください。

そうすることによって、
知らない食べ物が
知っている食べ物になるのです。
そうした経験が警戒心を解き、
食べてみようかな
という気持ちにつながります。

食べられるものが増えると、
食事は楽しくなるはずです。

よく噛む

子供 水 女の子 カレー 食べる 食事
写真AC

3つ目は「よく噛んでいる」ということです。
それでいて、ダラダラ食べる子は
少なかったという結果が出ています。

よく噛むことで、
よく味わい、
美味しさを発見することができます。

以前もこの連載で書きましたが、
噛むことにはメリットしかありません。

さらに、よく噛むことは
食事の楽しさと関係する
ことが
今回の研究でわかったということですね。

楽しい食事は
まさに健やかな食生活の
バロメーターになるということです。

楽しければオッケー

子供 弟 お姉ちゃん 食事 朝ごはん 食卓 お父さん キッチン
写真ACより

食事が楽しいという子供は、
どの研究を見ても、
自己肯定感が高く、
何事にも前向きで、
家族関係も良好だということがわかります。

そして、楽しい食事は
食経験として子供たちの未来を、
確実に明るくしてくれるはずです。

食育が上手くいっているかどうかは、
食の知識を増やすということではありません。

子供達が、毎日のご飯を楽しみに生活し、
食卓で自分の居場所を
再確認することができるかどうか、
ということなのです。

もしもあなたが、
「食育できているかな?」と不安になったら、

お子さんに
「ご飯の時間は好き?」と
聞いてみてください。

最初にまず、
家庭での食育が目指すところは、
「ご飯を食べる時間が好き!」と
いってもらうこと、
これに尽きると思っています。

逆に食事が好きといってもらえたら、

食育の8割は成功しているのです。